西陣アート織とは、数百年の歴史に培われた西陣織の高度な技術を活かし、アニメをはじめとしたポップカルチャーや現代アート、仏教美術など、さまざまな芸術を織物として表現した作品です。
西陣織の豪奢な帯のように金糸・銀糸を惜しみなく用い、照明や角度によって多彩な表情を見せるその煌めきが、空間に豊かな彩りとラグジュアリーな雰囲気をもたらします。
糸と糸を線ではなく点のように織り上げることで、点描画のように細密な表現が可能となっており、これは当社だけの特別な技術です。
西陣織の技を最高峰まで高め、伝統性と革新性を共に内包する──それが、私たち、西陣アート織製作所の西陣アート織です。

京都・西陣の地に受け継がれてきた織の技は、千年を超える歴史を誇る日本の文化遺産です。しかし、卓越したその技術は、生活習慣の変化など時の流れの中で、少しずつ失われつつあります。

私たち、西陣アート織製作所は、西陣織を「帯」という従来の枠にとどめるのではなく、アートとして新しい価値を創り、世界に発信していきたいと考えています。
タペストリーやファブリックパネルなどのテキスタイルアートとして、 熟練の職人に正当な対価を支払い、若手の育成に力を注ぐことで、伝統を未来へと受け渡していく——それが私たちの使命です。

西陣アート織は、古都京都に息づく繊細な感性と革新的な表現を融合させ、世界の人々に「手仕事の美しさ」を伝える挑戦です。
永く培われてきた技を、これからの時代に輝かせ、未来の西陣を共に紡いでいきましょう。

千年の歴史を誇る西陣織の技を、次の時代の表現へ――。
私たちは、西陣の伝統的な織技をベースに、糸をドット状に重ねるように織る独自技術を開発しました。 これにより、まるで絵画のように繊細で立体的、そして写実的な表現を一枚の織物として描き出すことが可能になりました。

このプロジェクトは、単に伝統を守るだけではありません。
熟練の職人とクリエイターが協働し、西陣織の技術に革新を取り入れることで、世界に誇れる新しいアートを生み出す挑戦です。

西陣アート織は、文化とテクノロジーを掛け合わせ、テキスタイルの可能性を広げる「場」であり、「動き」そのものです。

日本の古都・京都に息づく伝統を、世界に響くアートとして再定義し、次の100年に向けてその価値を紡いでいきます。

• 株式会社西陣アート織製作所

  〒602-8335
  京都府京都市上京区一観音町428番地　とみやビルディング502

  TEL 075-600-0540

  E-Mail info@nishijin-art.jp